神宮外苑24時間チャレンジ実行委員会および共催する日本ウルトラランナーズ協会は、新型コロナウィルス感染の拡大防止の社会情勢を踏まえて第14回大会(3月14-15日)の開催について協議をしてきた結果、開催を中止することに決定しました。今月24日の政府専門家会議の見解においても、3月上旬までが急速な拡大か収束かの瀬戸際であり、イベントや集会の開催については十分に検討するべきとされました。当大会の規模は決して大きくはありませんが、選手のみならず関わる人々皆に長時間に渡り心身に多大な疲労をきたす過酷な大会であり、250人ほどが持続的に人どうし、あるいは会期中大量に提供される飲食物や容器具に接触することになるなどの特性も考え、大会に集まる人々、特に運営のボランティアスタッフの安心・安全にも配慮すべきと判断いたしました。
当大会へは定員を超える出走希望者がいる一方で、長時間の拘束となるボランティアスタッフの希望者は少なく、毎回厳しい運営条件下で開催されています。ボランティアスタッフの中には所属機関等から集会・イベントへの参加自粛を指示されている方もおり、スタッフの減数が走路整理等の競技自体の安全な運営にも影響しかねない事態となっているという事情もあり、直近の政府見解も踏まえつつも、必ずしも感染拡大への不安のみを理由として開催中止決定に至ったわけではないことも申し添えます。
エントリーいただいていた選手・専属サポート者の方々にとっては目標が失われて残念な形となってしまうかもしれませんが、大会特有の諸事情をご理解いただきますようよろしくお願いいたします。開催中止に関わる今後の対応については、次回大会も含めて協議を継続し、早期にお知らせいたします。(主催:大会実行委員会・共催:日本ウルトラランナーズ協会)